ワイヤー選び

 今日は、少し初心に帰って、ワイヤー選びの参考にと思いまして、ブログ書かせて頂きます。

 今回のブログは、ビルド始めたばかりくらいの初心者の方目線なので、中、上級者の方ですと、

 「いやいや、こうすればいいじゃん」なんてところもあると思いますが、あくまで、初心者の方にわかりやすく、深すぎる所までは、掘り下げていませんので、ご容赦くださいm(__)m

※今回のブログは、低抵抗値や爆煙をすすめるものでは、ありません。

あくまで、ワイヤーを選ぶときやコイルの大きさ、巻き数を考えるための参考ブログです。

バッテリーの許容値外での運用は非常に危険です。

正しい知識で、安全な範囲でVapeを楽しんでください。

※低抵抗=危険、抵抗値高い=安全、では有りません。バッテリーの許容値外は全て危険です。使うバッテリー、環境によって同一の抵抗値でも、安全な場合、危険な場合があります。(例18650なら安全範囲でも18350なら危険という場合もあります)

(足の長さ、アトマイザー等の抵抗値は無しにします。)

左上から、

カンタルA1 26g 7巻き x2 0.47Ω

その右

カンタルA1 26g 3巻き x2 0.20Ω

二段目

カンタルA1 24g 7巻き x2 0.31Ω

三弾目

Ni80    24g 7巻き x2 0.21Ω


という感じで作ってみました。

まずは、カンタルA1 26g 7巻き x2 0.47Ωでビルドしてみます。

ちょっとコットン盛りすぎましたが(;'∀')まぁ使える範囲ですね。

今回は、わかりやすくするために、通電は、4.2vで固定してます。

若干の抵抗値の差異と計算ワット数の差異はご了承ください。

ちょっとミスト少ないですが、まぁ使える範囲でしょう。

そしてここで、初心者さんが陥りやすい、ミスなんですが、

巻き数を減らす→抵抗値が下がる

低抵抗=爆煙

この図式になってしまうのです。すべて間違ってるとは言いませんが、

「なんか思った通りにならなくて…」

というお悩みで、来店なさるお客様のビルドがこのような感じ

カンタルA1 26g 3巻き x2 0.20Ω

4.2vですと、88wの出力になります。

コイルが光ったのご確認いただけましたでしょうか?

コイルの幅が狭すぎて、点で加熱してしまって、リキッドの供給が追い付かず、このような状況になっています。

低抵抗にして、ワット数を稼いでも、爆煙にはならない典型ですね。

こちらが、カンタルA1 24g 7巻き x2 0.31Ω

4.2vですから、56wでの出力です。

これをそのまま素材を変えて、

Ni80  24g 7巻き x2 0.21Ωにすると、

カンタルA1 26g 3巻き x2 0.20Ωのときとほぼ同じ、84w出力になりますが、

こんどは上手くミストが増やせたかと思います。

いかがでしょう?バッテリーから出力されるボルト数は一緒ですが、ミストが変化します。

コイルの内径、巻き数から来る、コイルの幅のバランス、素材、抵抗値で同じボルト数でこんなに違います。

大事なのは、バランスです。

特にビルドを始めたばかりのうちは、抵抗値だけ気にしがちですが、全体のバランスも考慮してあげると、もっと美味しく楽しく、Vapeできますよ。

今回は、変化をお見せするのが、目的なので、単線縛り、出力固定ですが、ここにクランプトンやMODからの出力の変更などが入ってくると組み合わせは無限にあると思います。

ぜひぜひ色々なビルドを試して、自分好みを探してください。


しつこいようですが、出力限界は、バッテリーの許容アンペア数に依存します。十分な知識の元に安全にVapeしてください。

Vape Shop Hoop

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