822Philippines【Inferno】
今回822Philippinesからリリースされる新作の名前は【Inferno】でございます。
実はもう完成間近だったりします。なぜ今回メイキングブログが少ないかと申しますと、
ボーンマークさん結婚しまして、何かとパタパタしてるようでございます。
それに加えて、僕が今回フィリピンに行っておりましたので、細かい所の調整は、実際にプロトを見ながら相談してまいりました。
今回の【Inferno】ですが、こちらは、【Alab】のリミテッドバージョンと言う位置づけになっております。
なので、生産台数は15台シリルナンバーも1/15、2/15、3/15…。という形になります。
もちろんリミテッドなので、人気になっても、再販や増産は一切なしです。
ちなみに、デザインもさることながら、内部機構もアップデートされております。(前作Alabを一部改善以来しました、これでかなり使いやすくなると思います)
今回は出国前に彼から送られてきた、最終プロトの画像です。
こちらは、デザイン優先で作ったプロトです。
流れる曲線と美しいカーブが綺麗に並んで、なんとも822Philippinesのリキテッドらしい作りです。
こちらはグリップ優先での作りです。
確かに握りは良さそうですが、少し822Philippinesらしくない感じですね。
そこで、日本にいる間にした修正依頼
・この艶かしく並ぶカーブは生かしてほしい。
この機械では作れない、なんとも艶めかしいカーブこそ、僕の中での822Philippinesですので、このカーブは、ぜひ残してほしいと依頼しました。
・正面に大きく凹む場所は作らないでほしい
確かにここに手が入るので、収まりは良さそうなんですが、正面はMODの顔になる部分ですので、凹ませるのは…。
・カーブがあまりに不揃いすぎる。
手に馴染むように仕上げていくのは、良いのですが、あまりカーブが不均等すぎると、ガングリップのようで、美しさがおちてしまいます。(高額なMODですので、作りが良いのは、当たり前、そこに、人の手だからこそ作れる美しさを入れようというのが、822Philippinesですから、妥協はないです)
ちなみに、僕にプロトの写真を送る前の段階で、僕がいいそうな事はわかっていたらしく、
「ボスはそう言うと思ったよ。ハハハ」
「自分も同じ意見だ。赤い方は、綺麗だけど、グリップが良くない。緑の方は、グリップを優先しすぎた」
もう少し、この2つの折り合いのつくデザインに調整してみるとのことで、
修正可能なところまでは、僕がフィリピンに到着するまでに、作っておいて、最終調整は、最終プロトを実際に確認しながら、行うということになりました。
みなさんがこのブログを御覧になる頃には、僕はすでに帰国してますのでもうすぐ完成間近かと思います。
なので、進捗状況は、実際と少し異なってくると思います。
ブログ終了する頃には、すでにMODは日本に届いているかもしれませんが、やはり高額なものですので、お客様には、過程からしっかりと説明してご案内したいと思います。
Alabでのお客様のご意見フィードバックしたところなども含めて、完成までのブログ書かせていただきますので、お時間合いましたら、ブログ、お付き合いい頂ければ、幸いです。
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